こんにちは。
ワヤンリゾートヨガです。
早いもので今年も師走となりました。
年末を迎えると、一年の汚れを落とすため、
早い方はそろそろ大掃除にとりかかるのではないでしょうか。
大掃除をしていると、
汚れやホコリが意外と溜まっていたことに気づきませんか?
毎日少しずつ、気付かないほどの量でも、
確実に汚れやホコリはたまっていきます。
では、お部屋にゴミが落ちていたらどうしますか?
もちろん拾って処分しますよね。
今日はそのお掃除について、
ヨガの視点でお話したいと思います。
以前ご紹介したヨガの5つの戒律のほかに
実は勧戒という、積極的に行うべきことも教えとして存在します。
その一番めが「シャウチャー(清浄)」という、
心身の清浄を保つこと、です。
自分と自分の周りをきれいにしましょう、という教えですが、
「心身」と言っているように、身も心も清浄にすることを意味します。
体をきれいに保つというのはわかりますよね。
では、心を清浄にするとはどういうことかと言うと、
簡単に言えば心のお掃除ですね。
体を洗わないと垢がたまるように、
掃除をしないとホコリがたまるように、
心もケアしてあげないと、すぐに「垢」や「ホコリ」がたまってしまいます。
「垢」や「ホコリ」とは、具体的には、
不要になった感情・記憶などです。
心のお掃除をしないと、
知らず知らずのうちにこういったものが心の中にたまってしまい、
ゴミ屋敷のようになってしまいます。
不要なものばかりに囲まれていると、
大事なものがどこにあるのかわからなくなってしまったり、
新しいものを受け入れる余裕がなくなってしまいます。
年末の大掃除を機に、
心のお掃除にもとりかかりましょう。
ヨガでは、瞑想という便利なお掃除ツールがあります。
とても手軽に心のお掃除ができるので、
歯を磨くように、もしくは顔を洗うように
毎日行うようにしてみてください。
瞑想の種類
ヨガの瞑想は本当にたくさんの種類があります。
ここではほんの一部をご紹介しますね。
1 トラタク瞑想
ろうそくの炎など、ひとつのものを集中して凝視する方法
2 ジャパ瞑想
マントラをくりかえし唱える方法
3 リキタジャパ
マントラを紙に書く方法(写経のようなもの)
4 アナパナサティ
呼吸に集中する方法
5 ヴィパッサナー
心や体の感覚をあるがままに観察する方法
上記のほかにもたくさんありますので、
まずはいろいろと試してみて、
ご自分にあった方法を見つけてください。
また、ヨガ自体も「動く瞑想」と言われることがあります。
スタジオでヨガを受ける際には
ぜひヨガに集中して、それ以外のことを
考えないように心がけましょう。
きっとヨガを終えると、
心も体もスッキリとクリアになっていますよ。