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アーユルヴェーダ的冬至の過ごし方

2015/12/21カテゴリ:

こんにちは。
ワヤンリゾートヨガです。

明日は二十四節気の冬至ですね。
一年の中で一番昼の時間が短く、
この日を境に日照時間が長くなっていきます。

一陽来復のお祝い

冬至について調べてみると、面白いことがわかりました。
自然に寄り添って生きていた昔には、
冬至に向けて日照時間が少なくなっていくことから、
太陽の力が弱まっていくと考えられていたそうです。
冬至日は、その太陽の力が一番弱くなる日を意味し、
また、この日を境に太陽の力が蘇るため、
陰が極まり再び陽にかえるという意味の「一陽来復」とも言われていたようです。

そう考えると冬至はおめでたい日なのですね。

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冬至の日に柚子湯

そんな冬至ですが、地方によって色々な慣習があるようです。
小豆粥を食べたり、かぼちゃを食べたり、家族で過ごしたり。
お風呂に柚子を浮かべた柚子湯に入るという方も多いのではないでしょうか。
強い香りの柚子が邪気を払うと信じられていたとも言われています。

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この柚子湯ですが、アーユルヴェーダ的に見ても
理にかなったこの時期の過ごし方だと言えそうです。

ヴァータの増大を柚子湯で抑える?

秋の中頃から冬にかけて、寒く、乾いた風が吹くため、
アーユルヴェーダで見ると、以前お話しした三要素のうち、
「ヴァータ(風)」の要素が強くなりがちです。
このヴァータが増大すると、腰痛や肌の乾燥などの症状が出てきます。
ヴァータが増大することで生じる疾患は一番多いとも言われています。

ヴァータを増やさないようにふるには、
ヴァータと相反する性質の生活を心がけます。
とくに体は湿度の高い温熱で温めると良いとされています。
こういった理由から入浴が効果的と言えるのですが、
お風呂に柚子を入れると、精油成分により血行促進、保湿効果が期待でき、
湯冷めがしにくいと言われています。
乾燥を防いで体を温かく保つことができるので、
ヴァータを抑えるのに非常に効果的だと考えられます。

また、柚子の香りにはリラックス効果もあるため、
寒さでこわばった体も、柚子湯でゆるゆるとゆるめることができそうです。

明日の冬至のために柚子を準備して、
ぜひ柚子湯を楽しんでくださいね。

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