こんにちは。
ワヤンリゾートヨガです。
今日は多くのお客様が興味をもたれるリンパについてお話しますね。
当スタジオでもリンパヨガのクラスがあるのですが、
おかげさまで毎回大人気で、ご好評いただいております。
さて、リンパという言葉をよく聞きますが、
詳しく知ろうとすると、なんだかぼんやりとしていてよく分からないですよね。
よく似たリンパと血管
リンパは血管と非常に深い関係があります。
血管に沿うようにしてリンパは全身に広がっているのです。
血管は血液が通る管ですが、リンパも同様に、リンパ管という管の中をリンパ液が通っています。
血管システムとリンパシステムはとても似ているのですが、大きな違いがあります。
血液は心臓のポンプ機能を利用して体の中を循環しますが、
リンパは心臓のようなポンプがなく、しかも一方通行に流れています。
血液のように循環しないのですね。
リンパの旅
その一方通行のスタート地点はどこかというと、
毛細血管ならぬ毛細リンパ管と呼ばれるところです。
毛細リンパ管からスタートしたリンパ液の旅は、
途中で他の毛細リンパ管と合流を繰り返して体幹部分へと向かい、
最終的には胸にある胸管という太い管に集まり、
鎖骨のあたりで静脈へと流れ込み、ゴールとなります。
左右の違い
リンパ液が最後にたどり着くのは、左右それぞれの鎖骨付近ですが、
体の大部分のリンパが左側の鎖骨下静脈に流れ込んでいます。
リンパマッサージをする場合には、
最初に鎖骨を撫でるようにマッサージすることがありますが、
その際には、左側を念入りに撫でるとよいでしょう。
浅いところと深いところ
リンパは体の表面の近く(皮膚のすぐ下)を走るものと
体の深い部分を走るものに分けられます。
皮膚のすぐ下の浅い部分を走るリンパでは、お肌の老廃物が運ばれていますので、
お肌を優しくマッサージしてあげることで、
その老廃物を効率良く流すことができるでしょう。
また、体の深い部分を走るリンパには、
筋肉や内臓からの老廃物や、浅層リンパから合流したリンパ液が流れていますが、
直接には手が届きませんので、筋肉を利用して流してあげましょう。
リラックスした状態で、脚や腕、またお腹や背中のストレッチを行うと
筋肉が動くことで、リンパの流れがよくなります。
首のあたりにも、リンパ管が集まるリンパ節(よくグリグリと呼んでますね)がたくさんありますので、
首のストレッチもオススメです。
目的に応じて、それぞれのリンパケアをしてあげるだけで、
体がすっきり感じて、お肌もすこやかに美しく保つことができます。
お風呂の中やお風呂上りにぜひ試してみてくださいね。