こんにちは。
ワヤンリゾートヨガです。
そろそろ街中がクリスマスの装飾で賑わってきましたね。
これから年末にかけて、忙しくなる方が多いと思います。
アーユルヴェーダでは、過度に忙しいとき、
ヴァータが過剰になっていると考えられます。
ヴァータとは、以前お話しした「風」の要素です。
忙しく動き回ったり、頭をぐるぐる働かせてばかりいると、
この「風」の要素が体内で必要以上に増えてきます。
過剰になったヴァータを鎮めるには、
リラックス効果の高い前屈のポーズがおすすめです。
ヴァータを取り除くためには、
ゆったりと落ち着いた気持ちで動くことが大切です。
前屈のポーズを行うときは、一度に完成形にもっていくのではなく、
呼吸をするたびに、すこしずつ前屈を深めていくようにするとよいでしょう。
リラックス効果の高いものばかりですので、
行うのは夜、寝る前が良いかもしれません。
パスチモッターナーサナ(座位の前屈)
両脚を前に伸ばして座り、そのまま前屈するポーズです。
簡単ですので、気軽にトライできますが、
勢いをつけて曲げないように気をつけましょう。
バッダコナーサナ(合せきのポーズ)
両足の裏側どうしを合せ、軽く手前に引き、前屈していきます。
リラックス効果が期待できるポーズです。
バラーサナ(子供のポーズ)
正座の姿勢から前屈します。
両手は頭の方へ伸ばしてもいいですし、お尻の横で休ませてもOKです。
秋から冬にかけて、冷たい乾燥した風が強く吹く日が多くなります。
「冷たい・乾燥した・風」はまさにヴァータそのもの。
こういった気候からも影響を受けて、体内のヴァータは増えていきます。
体や思考が忙しく働いた日は、
意識してゆったりする時間をとるように心がけると
これから年末にかけての多忙な時期でも、
ストレスマネジメントをしやすくなります。
アーユルヴェーダの知恵を生かして、ストレスに負けない体を作っていきましょう!